宅建試験の学習ガイド|50問の科目構成と科目ごとの記事まとめ

宅建試験の学習、お疲れさまです。このページは、宅建試験の学習記事の入口です。本試験の50問が科目ごとにどう割り振られているかを示し、科目ごとのページをご案内します。

宅地建物取引業法のなかでも、35条書面(重要事項説明書)と37条書面(契約書面)は、多くの受験生が頭を悩ませる難所のひとつです。この2つについては、役割の異なる6本の記事をご用意し、どれから読むかの目安を添えてご紹介しています。ご自身の学習の進み具合に合わせて、必要なページから読み進めてみましょう。

本記事は2026年9月時点で施行されている宅地建物取引業法および同法施行規則にもとづいています。令和9年度(2027年度)試験の法令基準日は2027年4月1日です。


宅建試験の50問と、科目ごとのページ

宅建試験の50問は、平成21年の本試験から、科目ごとに次の問番号で出題されています(令和7年の本試験までの過去問で、問番号と科目を突き合わせて確かめたものです)。科目の中で、論点や分野ごとにどれだけ出題されてきたかは、それぞれの科目のページの表1で確かめることができます。

権利関係(問1〜問14の14問)
民法を中心に、借地借家法・区分所有法・不動産登記法から出題されます。宅建の権利関係のページでは、権利関係の問が民法の分野と3つの法律にどう分かれてきたかを、過去問を数えた表で整理しています。借地借家法・区分所有法・不動産登記法のページと民法のページへは、権利関係のページから進むことができます。
法令上の制限(問15〜問22の8問)
都市計画法・建築基準法・農地法など、いくつもの法令から出題されます。宅建の法令上の制限のページでは、法令上の制限の問が法令・論点ごとにどう分かれてきたかを、過去問を数えた表で整理しています。農地法・国土利用計画法・開発許可・用途地域・防火地域の各ページも、法令上の制限のページで紹介しています。
税・その他(問23〜問25の3問と、問46〜問50の5問)
税のほか、地価公示法や住宅金融支援機構などの分野から出題されます。宅建の税・その他のページでは、税目・分野ごとの出題数を表で整理し、論点ごとに表を読むための軸をご紹介しています。
宅建業法(問26〜問45の20問)
50問のうち、最も多い20問が宅建業法です。宅建業法のページでは、宅建業法の20問が論点ごとにどう分かれてきたかを、過去問を数えた表で整理しています。媒介契約・営業保証金のページへの案内も、宅建業法のページにあります。35条書面と37条書面は、次の見出しの6本にまとめています。

35条書面と37条書面の6本

6本で1つのまとまりになっています。1本目が全体像、2本目と3本目が引くための表、4本目が覚えるための記事、5本目と6本目がつまずきやすい場面を掘り下げる記事という役割分担です。同じことを繰り返さず、必要なときに必要なページへ移っていただけるように組み立てました。

  • 35条書面と37条書面の違い……最初に読むページ。2つの書面が何のためにあるのかと、どちらに書くかを判断する軸。手続きの比較表と、35条と37条で書く条件や中身が違う事項の表があります。
  • 35条書面の記載事項一覧……説明事項30項目を、宅地・建物/売買・貸借の4区分の表にしたもの。取引の種類で絞り込めます。
  • 37条書面の記載事項一覧……記載事項15項目を、必要的・任意的に分けたうえで同じ4区分の表にしたもの。契約書で代用できるかどうかも、ここで扱います。
  • 35条・37条書面の語呂合わせと覚え方……語呂5つと、語呂にしないほうが速い論点の見分け方。語呂は索引、理屈は骨、表は辞書という使い分けを書いています。
  • 35条・37条書面と宅建士……誰に交付し、誰に説明するか、宅地建物取引士が説明・記名・宅地建物取引士証の提示で何をするか、相手が宅地建物取引業者のときと電磁的方法で提供するときの扱いを、4つの表で掘り下げたもの。
  • 35条・37条書面の賃貸(貸借)……賃貸(貸借)になると売買と何が変わるかを、なぜそうなるかとあわせて整理したもの。自ら貸主のときや、敷金・借賃などお金の事項の書き分けも扱います。

どれから読むか

同じ35条・37条でも、つまずいている場所は人それぞれです。いまのお悩みに近いところから読み始めていただくのが、いちばん近道になります。

2つの書面の区別がそもそもつかない

まずは35条書面と37条書面の違いから読み進めていただくのがおすすめです。契約が成立する前の話か、成立した後の話かという1本の軸を先に持っておくと、そのあとの暗記がぐっとラクになります。逆にここを飛ばして記載事項から入ると、項目の多さに押されてしまいがちです。

過去問で「どちらに書くか」を間違える

事項名で引ける表を先に開いてみてください。35条書面なら35条書面の記載事項一覧、37条書面なら37条書面の記載事項一覧をご覧ください。どちらも行ごとにリンクを張ってあるので、間違えた事項の行だけをブックマークしておくこともできます。

覚えたはずなのに、すぐ混ざる

語呂合わせと覚え方へお進みください。ただし、語呂合わせだけに頼ってしまうと、実際の選択肢を判別する場面で迷ってしまうことがあります。語呂に入るのは項目の名前だけで、「宅地か建物か」「売買か貸借か」までは入らないためです。記事のなかでは、語呂と理屈と表を行き来する使い方をご提案しています。

誰に交付し、誰が説明・記名するのかで迷う

「37条書面にも説明が要るか」「相手が宅地建物取引業者なら何を省けるか」で迷うときは、35条・37条書面と宅建士へお進みください。交付・説明の相手方、宅地建物取引士の説明・記名・宅地建物取引士証、業者間の特例、電磁的方法の4つを表で並べ、過去問でどう問われたかも載せています。

賃貸(貸借)になると迷う

貸借は、35条・37条書面の賃貸(貸借)で独立して扱っています。売買と何が変わるのかを、なぜそうなるかとあわせて整理したページです。事項ごとの要否は、35条書面の記載事項一覧と37条書面の記載事項一覧の表を、貸借の列で絞り込んで確かめることができます。


35条書面と37条書面の記事の使い方

6本とも条文の項・号まで示しています。「35条書面に書く」で止めず、法35条1項8号のように項・号まで戻れるようにしているのは、本試験が号の書き分け(「定めがあるときは」が付いているかどうか)を問うためです。遠回りに見えて、問われ方が変わっても迷いにくい覚え方だと考えています。

記載事項一覧の表は2つとも印刷して持ち歩けるPDFをご用意しています。35条書面の記載事項一覧と37条書面の記載事項一覧の、表のすぐ下に置いてあります。移動中の確認などにお使いください。


35条書面と37条書面の演習

6本の記事で整理した内容は、問題を解いて確かめることができます。まずは出題の多い基本の論点から始めてみましょう。

コアセット(35条・37条の基本) 全53問

2つの書面の役割、どちらの書面に記載するか、書く条件の違い、貸借のときに変わること、宅地建物取引士の関与など、出題の多い基本の論点を集めています。各問題の解説から、記載事項一覧の該当する行へ戻って確認できます。登録は不要です。

演習をはじめる


暗記の確認と、合格した後の手続き

期間や金額などの数値と語呂合わせを、科目をまたいで確かめたいときのために、宅建の暗記まとめのページを用意しています。合格した後の登録から宅地建物取引士証の交付までの手続きは、宅建合格後の流れのページでご案内しています。